片岡鶴太郎(1)
最近、芸術家に転身し、テレビでもあまり見かけなくなった片岡鶴太郎。でも、昔の「ひょうきん族」時代の全盛期を知ってるだけに、一体何があったのかは気になるところである。
江原によると、指導霊(ガイドスピリット)が交代すると、仕事が変わったり、途中で別の才能が花開くこともあるという。これは例えて言うと、担任の先生が変わるようなもので、鶴太郎の場合もそういうことだろう。
鶴太郎のお笑い芸人としてのピークは25,6才のときで、当時はレギュラーも週8本もあったが、どこか満足しきれないところがあった。それは、テレビでは陰陽の陽の部分しか見せないが、自分は陰の部分、人間の不条理といったものを表現したいと思うようになったという。
ただ素の状態で表現するのはやりづらいので、何かを演じるものがいいと思い、いったんリセットするつもりで32才のときにボクシングの世界へ足を踏み出すことになる。ボクシングのプロの年齢制限は33才までなのでちょうどそのタイミングと合致したことも大きいという。
鶴太郎は「私の中の腹の主がボクシングへと向かわせた。忙しい中でもう一人の自分がこれでいいのかと言っていた。その声はだませない。やっと内なる声に耳を傾けることができた」と振り返る。
次回は墨彩画との出会いについて。
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