中井貴一といえば、中学生の頃に見た「ビルマの竪琴」の水島役で大変いい演技をしていたのが一番最初の記憶である。その後もドラマや映画などに多数出演し、役者としてまさに円熟期を迎えようとしている。
そんな中井にとって大きな存在なのが、幼少の頃に亡くした父・佐田啓二。戦前を代表する2枚目スターだったが、交通事故のため37歳という若さで亡くなっている。今回では、この父親が中井をどう思っているのか、そして中井の役者としての素質について明らかにされている。
実は中井は「37歳になったら自分も死ぬ」と思っていたから、それまで結婚もしなかったという。江原曰く「(中井のように親を早く亡くした人にとって)親が死んだ年は一つのハードルで、それを超えると人生が変わる人が多い」。事実、「38歳は僕の成人式でした」と中井は言う。中井はその後にすぐ結婚(このように「父を超えてやる」「父のようにはならないぞ」というのは「オイディプス・コンプレックス」というものらしい。)
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